今すぐ使える議事録テンプレートを探しているなら、下のフォーマットをそのままコピーしてください。ヘッダー、出席者、決定事項、担当者と期限付きのToDo、次回への持ち越し事項という、どの会社でも通用する基本の構成です。WordやGoogleドキュメント、メール本文に貼り付けて埋めるだけで使えます。後半では、定例会議・社内会議・取引先との打ち合わせ向けのアレンジ、各項目に何を書くか(何を書かないか)、そしてスマートフォンで録音した会議からこのテンプレートを自動で埋める方法を紹介します。
議事録テンプレート(コピーしてそのまま使えます)
議事録
会議名: [会議の目的・テーマ]
日時: [2026年9月15日(火) 14:00〜15:00]
場所: [第2会議室/オンライン]
出席者: [氏名(必要に応じて部署・役職)]
作成者: [あなたの氏名]
1. 概要
[2〜4文で、何の会議で何が決まったかを記載]
2. 主な論点
- [議論された重要なポイント]
- [議論された重要なポイント]
3. 決定事項
- [実際に決まったこと。「検討した」だけの内容は書かない]
4. ToDo(アクションアイテム)
| No | 内容 | 担当 | 期限 |
|----|----------------|--------|---------|
| 1 | [具体的な作業] | [氏名] | [日付] |
5. 持ち越し事項・次回までの確認事項
- [結論が出なかった論点、次回扱うテーマ]
これで完成です。1時間の会議なら、このフォーマットでA4用紙1枚に収まるのが目安です。
会議の種類別:議事録フォーマットのアレンジ
基本のテンプレートはどの会議にも使えますが、会議の種類によって足しておくと便利な項目があります。
定例会議(週次・月次ミーティング)
毎週同じメンバーで行う会議は、「前回のToDoの進捗」を冒頭に置くのがポイントです。前回の議事録から担当と期限をそのまま転記し、完了・未完了を書き込みます。
0. 前回ToDoの確認
- [内容] — 担当:[氏名] — 状況:完了/継続(新期限:[日付])
社内会議(プロジェクト・企画会議)
複数部署が関わる会議では、出席者に部署名を必ず添えます。決定事項には「誰の承認で決まったか」を一言加えておくと、後から判断の経緯をたどれます。
3. 決定事項
- [決定内容](承認:[部長名など])
取引先との打ち合わせ
社外との会議では、出席者を「先方」「当社」に分けて書きます。合意した条件(金額、納期、数量)は曖昧な表現を避けて数字で残し、送付前に先方にも内容を確認してもらいます。
出席者: 先方)[会社名] [氏名・役職]
当社)[氏名・部署]
WordやGoogleドキュメントでテンプレートとして保存する方法
- Word: 上のフォーマットを白紙の文書に貼り付け、「ファイル → 名前を付けて保存」でファイルの種類を「Word テンプレート(*.dotx)」にして保存します。次回からはそこから新規作成できます。
- Googleドキュメント: 原本となるドキュメントを1つ作り、会議のたびに「ファイル → コピーを作成」で複製します。共有ドライブに置いておけば、チーム全員が同じ議事録フォーマットを使えます。
議事録フォーマットの各項目は何のためにあるのか
概要。 会議に出ていない人に向けて2〜4文で書きます。上司がここだけ読んでも、何があったか分かる状態が理想です。
主な論点。 話されたことすべてではなく、重要なことだけ。箇条書きで5〜8個あれば十分です。プロジェクトの前提を変えた発言は残し、雑談や同じ話の繰り返しは省きます。
決定事項。 最も価値があり、最もおろそかにされがちな項目です。「発注書は納品確認後、月曜日に承認する」は決定事項ですが、「発注書について話し合った」は決定事項ではありません。半年後に読み返されるのは、ほぼこの項目です。
ToDo。 すべてのタスクに「何を」「誰が」「いつまでに」の3点が必要です。「運送会社に確認しておく」では誰も動きません。「鈴木が木曜日までに運送会社へ金曜納品を確認する」なら確実に進みます。担当は1人に絞り、「チーム全員」「各自」は避けましょう。
持ち越し事項。 出たけれど答えが出なかった質問や、次回に回したテーマです。ここを書いておくと、次の会議が短くなります。
議事録を読まれなくする、よくある失敗
- 議事録ではなく逐語録を書いてしまう。 議事録は要点をまとめたもので、会話の再現ではありません(誰が何を言ったかまで残したい場合は、会議を録音しましょう。後述します)。
- ToDoに担当者がいない。 担当のいないタスクは、ただの願望です。
- 3日後に送る。 議事録の価値は時間とともに下がります。当日中の共有を目指しましょう。
- 決定事項を書かない。 「そんなことは合意していない」という行き違いを防ぐのが、この項目です。
議事録の書き方そのものを詳しく知りたい場合は、記入例やメール文例を載せた議事録の書き方ガイドをご覧ください。
議事録を共有するとき
作成した議事録は、出席者全員と、欠席していてもToDoの担当になった人に送ります。メールやチャットの本文には決定事項とToDoだけを書き、全文はPDFやWordファイルで添付すると、スマートフォンでもすぐに内容を確認できます。「修正があれば明日までにご連絡ください」と一文添えておけば、そのまま確定版として扱えます。
もっと速く:録音からこのテンプレートを自動で埋める
会議のたびに議事録を手で打つのは手間がかかり、それが議事録が残らない会議が多い理由でもあります。代わりに、会議を録音して、このテンプレートと同じ構成の議事録をソフトウェアに作らせる方法があります。
MeetNotesは、対面の会議ならスマートフォン(Android/iPhone)をテーブルに置いて録音するだけです。Zoom、Google Meet、Microsoft Teamsの会議では、アプリに会議のリンクを貼り付けるか、自分が主催する会議のカレンダー招待に notes@getmeetnotes.com を追加すると、MeetNotes Notetakerが参加して記録します。参加者を増やしたくない場合は、MacとWindows向けのデスクトップアプリを使えば、会議に誰も追加せずに記録できます。
会議が終わると、発言者ごとに分かれた文字起こしと、概要・決定事項・担当者と期限付きのToDoを含む議事録が届きます。PDFと編集できるWordファイルで書き出せるので、社内でいつも使っている形式にそのまま載せられます。会話の途中で言語が切り替わる会議にも対応し、議事録は100+の言語から選んで作成できます。無料で始められ、100分が含まれています。専用のレコーダーを買う必要がない理由は、ハードウェア型AIレコーダーとスマートフォンアプリの比較記事で解説しています。
FAQ
議事録テンプレートのWord版はありますか?
上のフォーマットを白紙のWord文書に一度貼り付け、「Word テンプレート(*.dotx)」として保存すれば、自分専用のテンプレートになります。MeetNotesを使う場合は、会議ごとにこの構成で記入済みのWordファイルとして書き出せます。
議事録はどのくらいの長さにすべきですか?
一般的な1時間の会議なら、A4用紙1枚が目安です。それより長くなる場合は、要約ではなく書き起こしになっている可能性があります。細かい内容は別紙にまとめるか、文字起こしを添付しましょう。
議事録と議事メモの違いは何ですか?
議事メモは個人が自由に書くメモで、決まった形式はありません。議事録は出席者、決定事項、担当者と期限付きのToDoを含む正式な記録で、共有して内容を確定させるものです。後から合意内容を確認する資料になるのは議事録のほうです。
議事録は誰が書くべきですか?
若手社員が担当することが多いものの、慣れていない人が議事に参加しながら記録するのは難しく、内容が薄くなりがちです。会議を録音すれば、議事に参加することとメモを取ることを両立させる必要がなくなり、会議を進行した人が会議後に議事録を仕上げられます。
